2015年9月17日(木)18日(金) 9:00~16:00
会場:ヒロモリ家
前回のワークショップで1階の床を解体し、大引きを敷くところまで行きました。
今回はいよいよ仕上の床張りまでを行いました。
17日(木)参加いただいのはネットの募集を見てきてくださった方が1名。
メンバー山野くんが公私ともにおつきあいしている、木工作家さんが1名。
同じく山野くんの会社、清水屋さんに職場体験で来ていた、白子中学校の生徒さん2名。
Blanc-Coメンバーは山野、宮崎、松原でした。
まずは床下の断熱材、ポリスチレンフォームの厚さ30㎜を敷き込み。
墨出しをして、大引きの間に落し込むための専用金物を取付け、大引きの間の幅に切って、敷いていきました。
途中で金物や、ポリスチレンフォーム板が足りなくなるなどのハプニングもありましたが、買い足してことなきを得て(?)、無事終了。
続いて下地のベニヤを敷き込み、厚さ28㎜のネダレス工法です。
これがけっこう難しいのではないかと、個人的に思いましたが、けっこう順調に進み、初日はほぼ下地まで終了しました。
女性メンバー松原さんや、中学生さんも、充電インパクトドライバーでベニヤのビス止めをして楽しそうでした。
18日(金)はワークショップと平行して、三重大学建築学科の学生さんが、実測にいらっしゃいました。
ワークショップにも参加いただいている、松浦先生の製図課題で、ヒロモリ家のリノベーション案を考えていただくことになったのでした。
学生さん3名と、大学院生さんが1名いらっしゃって、すみずみまで実測いただきました。
ワークショップのほうは、引き続き職業体験の中学生さん2名と、Blanc-Co3名で行いました。
まずは二間続きの座敷の間に敷居を入れました。
床の厚さより、少し厚めに挽いて、角をカンナで面取りし、木工用ボンドで取付。
誤差や、不動沈下などにより、床のレベルが一定でないので、一間ごとにレベルを少しずつ変えることにしたのですが、この敷居でレベル差を吸収します。
余談ですが、建築現場用語で、こういうことを「逃げ」と言いますね。
そんな作業をしている間に、白子の古民家リノベーションの第一人者で材木屋さんの、おなじみ(?)横田木材さんが、床材を搬入。
無垢の杉とヒノキのフローリング、自然素材100%です!
土間との敷居をスタート地点として、慎重に1列目を貼った後、順番に床貼りスタート。
接着剤と、フローリング釘で順番に留めていきました。
2列目からは、作業そのものは簡単で、女性メンバー松原さんや、中学生さんにも手伝ってもらいつつ、最初の1部屋(8帖)の半分ぐらいまで貼りました。
お手伝いいただいた皆様、本当にありがとうございました!
この後も、随時、床張り作業を行っていきます。
情報を発信していきますので、ご興味のある方、体験してみたい方は、ぜひご参加ください!
そして最後に、ヒロモリ家に新しいアイテムが追加になりましたので、お知らせします。
Blanc-Coのロゴマークを白抜きした、伊勢型紙カラーののれんが出来ました。
これが掛かっていたら「ワークショップを開催しています」のサインですので、今後お見知りおきください。
もし見かけたら、お気軽にのぞいていただければと思います!
(宮崎)