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第3回空き家調査

10月17日金曜日、午前10時。IMG_4277_1_1

第3回空き家調査を行いました。

秋晴れ晴天、空の下、お昼までの約1時間半ほど前回の続き白子本町を廻り、ようやく白子本町制覇しました。

IMG_4284_1_1今回は本町でも伊勢街道沿いにあたる”東町”で、伊勢型紙や鈴鹿墨の廻船問や宿場として栄えた背景のある、この地域でも比較的築年数の古い立派な古民家建物群が残る地域です。間口も広めの建物が多く、印象としては他に比べて空き家は少なかったように思います。途中、東町なかほどに位置する”ヨコモク”こと横田材木店さんに立ち寄り、建物の内外観を見学しました(写真1,2枚目)。このヨコモクさんは、リノベーションを市内でいち早く実行したパイオニアで、県指定のまちかど博物館にも初期に登録されています。

IMG_4285_1話をもどして、この東町には廻船問として栄えたもう一つ理由があり、伊勢街道に平行に内海(漁港)に面している所です。そのため、堤防道路から直接アクセスできるような、ちょっと変わったユニークな建物もあります。

そして午後からはいつも通りのミーティングを行って、各自また宿題を持ち帰って、この日は終了しIMG_4287_1_1ました。IMG_4576_1_1IMG_4290_1_1

回を重ねるごとに皆の具体的なイメージも湧いてきて、意識や目的の共有も徐々にではありますが、高まってきているように感じます。

その気持ちを体現する具体的な計画も同時進行で企画し始めたので、また具体的になったときに、ご報告できればと思います。

(山野)

9月27日土曜日10時。

白子地区江島本町にある伊達忠IMG_4496兵衛家にて会議があり、参加してきました。

事の発端は、前回のBlanc-Co会議で地域の学生さん等にも関わってもらたいとの思いで、三重大学大学院工学研究科助教の松浦健治郎先生に相談したところ、それとはまた別案件に誘われた事がきっかけでした。

今回の会議では松浦先生の他に、ミエケンジンカイの一人、落合正行さんと、i.clubプログラム・コーディネーターの山崎薫さんが、参加していました。

IMG_4497この伊達家保存活用グループの名称は”白子の歴史文化を活かす会”と言って、今年度から活動をスタートさせた真新しいグループ。

その為、保全の為の資金繰りや運営方法などを模索しているような状況で、空き家問題の一つに直面している事を目の当たりにしました。

今後、Blanc-Coと互いの活動に良いつながりができることを、期待します。

ちなみに、Blanc-Coメンバーの宮崎と山野は、白子の歴史文化を活かす会のメンバーでもあります(^^)

(山野)